5/17 A-biz 【TDL】のチョコレート開発でうまく行った例

カテゴリー │ブログ

こんばんは、チーフアドバイザーの山﨑です。

先日、TDLでの商品開発の失敗例を書きましたが、今日はうまく行った例を書きます。

ディズニーランドのお菓子の開発では、取引先メーカーの商品をそのままキャラクターの缶に入れて販売することはありません。
少なくともミッキーの形にしたり、何かしらをオリジナルにする努力をします。
特に小回りの利くメーカーの場合、味も相談しながらオリジナルのものを開発していました。

私はもともとホワイトチョコレートが好きで(チョコ好きに言わせれば邪道。カカオ入ってないですから)、ホワイトチョコレートの商品を隙あらば差し込んでやろうと思っていたのですが、数ある取引先の中で一番ホワイトチョコがおいしいなと思っていたのがコスモポリタン製菓のホワイトチョコでした。

※今調べたら業績不振で2006年に廃業となっていました。ショック…wikiの1999年に最高益というのは私がチョコレートを担当していたときでヒット商品をいくつか作れたので貢献できたのかな?と思います。

しかし、チョコレートメーカーさんは、先ほども書いた様にホワイトチョコは邪道であまり売れない、という風に思われているところが多く、私がホワイトチョコでやりたい、というと一様に渋ります。
納得してもらうには売れる商品を作るしかない、と思い、味も細かく指定することにしました。
コスモポリタンのチョコは少し酸味があり、ヨーグルト風な味わいを感じたので、チョコでコーティングするフレーク(チョコレートクランチの様な商品にすることにしていました)の中に少しドライフルーツを入れてもらい酸味を足してもらうなどして試食を繰り返し、満足のいく味を作ることに成功!
発売した商品は予想を裏切って(私は狙ったとおり)良く売れ、おいしかったというゲストからのコメントも頂けました。

その状況に当時の担当者さんは、
「ホワイトチョコレートがこんなに売れるとは思いませんでした。長年の先入観は捨てないといけませんね」
と言ってくださり、とても嬉しかったのを覚えています。


これは今のA-bizの相談業務にも当てはまることだな、と今となっては思います。
プロであるからこそ当たり前になってしまっている盲点に、知らないからこそプロも気付いていなかったアイデア出しができる。
まさにBiz流アプローチだったんだなと感慨深いです。

ただ、闇雲に提案してもだめです。売れる根拠がないと失敗する可能性が極めて高いです。

当時、私がホワイトチョコが売れるだろうと思っていた根拠は、自分が好きだったというだけではなく、六花亭のこれがちょうど出始めで人気が出始めているというのを知っていたからでした。
ちゃんと根拠もあったのですよ~!


同じカテゴリー(ブログ)の記事