5/16 A-biz 【実録】商品開発の失敗例
2018年05月16日18:50
カテゴリー │ブログ
こんにちは、チーフアドバイザーの山﨑です。
昔話シリーズのアクセス数が高かったので、アクセスを上げるために第2弾書きます!
今回は、商品開発をしていたときの失敗例をご紹介しようと思います。
私がオリエンタルランドでチョコレートのお土産菓子の開発担当をしていたときに、ミレニアム(2000年)を迎えました。
2000年という節目の年なので、記念商品を作ろうということで、チョコレートも3つ商品を作ったのですが、2勝1敗でした。その1敗した商品の話です。
そもそもTDLにはたくさんのゲストが来るので、何とか売り切ることができる商品が多いのですが、これはトラブルも発生したこともあり、発注数の半分くらいの資材廃棄をしてしまいました。
作った商品は、
2000年をカウントダウンして祝おう!
「アドベントカレンダーチョコ」
です。
(イメージ図)

30日分の枠があり、1日1個、ぺりぺりめくって中のチョコを楽しめるものでした。
当時、他にはないものを作ってやろうと意気込んでいた私は、30個すべて違う形のチョコレートにして楽しさを演出し、パッケージもキラキラさせたいとサンプルを取り寄せて一番キラキラしたものにするなど、時間を掛けて作っただけある満足のいく商品となりました。
しかし、いざ販売を開始してみると思う様に売れません。
あんなに頑張って作ったのに!!
今思えば、3つの商品の中でもチョコの型の監修やら、原価を抑える為のアイデア出しやらで一番大変な商品だったので思い入れも強く、逆にその思い入れでゲストニーズが見えなくなっていたのです。
ダメだった理由は、
①そもそもアドベントカレンダーというものの認知度が低かった(市場規模)
②お土産ニーズの高いTDLなのに個包装されていないので、お土産に使えない(ニーズ)
③特殊な商品の為、人気のデザインではないものを使わなければならず、単独の商品になってしまった(デザイン)
売れた方のイベントの絵はこんな感じでした。
さすがにお土産にはしにくいだろうと言うことは分かっていたので発注数は少なめだったのですが、それでも20,000個は発注したと思います。
これは販促掛けないと余ってしまうかな、と思っていたところに、追い打ちの様にゲストクレームが、、、
「箱を開けたらインクの臭いがする」
へ?インク???
事前に送ってもらった商品ではそんな臭いはしなかったので、どういうことだと思ってお店に行って在庫を開けてみたところ、確かにインクの臭いがするのです。
取引先を呼び、確認したところ、どうやら箱をこだわってメタリックコーティングしたのが裏目に出て、納期を守る為に乾燥させる時間を短縮したらしく、保管されていた間にインクの生乾きの臭いがチョコレートに移ってしまったらしい、ということでした。
上司とも相談し、これは販売できないということで、販売を中止し、発注数の半分以上のパッケージを廃棄しました。
インクの臭いが移染してしまったのは事故的なことだとしても、それで廃棄していなかったら完売には相当苦しんだろうな、と思う苦々しい商品になってしまいました。
この商品開発での教訓は、
「奇をてらい過ぎると開発者の独りよがりになる」
最初からニッチなターゲットを狙いに行くなら別ですが、マス狙いのときはダメですね。
昔話シリーズのアクセス数が高かったので、アクセスを上げるために第2弾書きます!
今回は、商品開発をしていたときの失敗例をご紹介しようと思います。
私がオリエンタルランドでチョコレートのお土産菓子の開発担当をしていたときに、ミレニアム(2000年)を迎えました。
2000年という節目の年なので、記念商品を作ろうということで、チョコレートも3つ商品を作ったのですが、2勝1敗でした。その1敗した商品の話です。
そもそもTDLにはたくさんのゲストが来るので、何とか売り切ることができる商品が多いのですが、これはトラブルも発生したこともあり、発注数の半分くらいの資材廃棄をしてしまいました。
作った商品は、
2000年をカウントダウンして祝おう!
「アドベントカレンダーチョコ」
です。
(イメージ図)

30日分の枠があり、1日1個、ぺりぺりめくって中のチョコを楽しめるものでした。
当時、他にはないものを作ってやろうと意気込んでいた私は、30個すべて違う形のチョコレートにして楽しさを演出し、パッケージもキラキラさせたいとサンプルを取り寄せて一番キラキラしたものにするなど、時間を掛けて作っただけある満足のいく商品となりました。
しかし、いざ販売を開始してみると思う様に売れません。
あんなに頑張って作ったのに!!
今思えば、3つの商品の中でもチョコの型の監修やら、原価を抑える為のアイデア出しやらで一番大変な商品だったので思い入れも強く、逆にその思い入れでゲストニーズが見えなくなっていたのです。
ダメだった理由は、
①そもそもアドベントカレンダーというものの認知度が低かった(市場規模)
②お土産ニーズの高いTDLなのに個包装されていないので、お土産に使えない(ニーズ)
③特殊な商品の為、人気のデザインではないものを使わなければならず、単独の商品になってしまった(デザイン)
売れた方のイベントの絵はこんな感じでした。
さすがにお土産にはしにくいだろうと言うことは分かっていたので発注数は少なめだったのですが、それでも20,000個は発注したと思います。
これは販促掛けないと余ってしまうかな、と思っていたところに、追い打ちの様にゲストクレームが、、、
「箱を開けたらインクの臭いがする」
へ?インク???
事前に送ってもらった商品ではそんな臭いはしなかったので、どういうことだと思ってお店に行って在庫を開けてみたところ、確かにインクの臭いがするのです。
取引先を呼び、確認したところ、どうやら箱をこだわってメタリックコーティングしたのが裏目に出て、納期を守る為に乾燥させる時間を短縮したらしく、保管されていた間にインクの生乾きの臭いがチョコレートに移ってしまったらしい、ということでした。
上司とも相談し、これは販売できないということで、販売を中止し、発注数の半分以上のパッケージを廃棄しました。
インクの臭いが移染してしまったのは事故的なことだとしても、それで廃棄していなかったら完売には相当苦しんだろうな、と思う苦々しい商品になってしまいました。
この商品開発での教訓は、
「奇をてらい過ぎると開発者の独りよがりになる」
最初からニッチなターゲットを狙いに行くなら別ですが、マス狙いのときはダメですね。